診療について

私達の教室は、患者さんに最良かつ最新の手術、治療を提供できるよう日々精進しています。そのために、最も優れた標準治療を提供することはもちろんのこと、それより有効な治療であると考えられる臨床研究を多数提供しています。担当する領域は、消化器外科を中心とし、内分泌外科、小児外科、および一般外科です。教室内は上部消化管グループ、下部消化管グループ、肝胆膵グループ、小児外科グループで構成されており、食道癌、膵臓癌、肝臓癌などの高難度の手術を得意分野とし、また、胃癌、大腸癌を中心として各臓器疾患の低侵襲手術、鏡視下手術を推進しています。手術件数は、例年、ほぼ1,000件の全身麻酔下手術を行っており、下記に示しますように、多数の日本肝胆膵外科学会高度技能専門医および日本内視鏡外科学会技術認定医を有することが当教室の特徴であり、患者さんに安全で高度な手術を提供することが可能です。また、癌患者さんに対する抗癌剤、分子標的治療薬、免疫チェックポイント阻害薬などの免疫治療などを積極的に行い、集学的に癌治療を行っています。