教育

先輩の声

Voice

中村 有貴

学内助教

宮本 篤

Atsushi Miyamoto

2012年入局

2010年に広島大学を卒業し、地元である和歌山県立医科大学にて初期臨床研修を行いました。学生時代より、外科を志しておりましたので、第2外科や関連病院をローテートさせていただき、手術にとどまらず、周術期の化学療法、内視鏡による検査や治療、緩和医療など、さまざまなことに取り組んでいる先輩方の姿を見させていただき、自分もそのような医師になれればと思い、入局させていただきました。
第2外科に入局後は、大学病院で上部消化管外科、下部消化管外科、肝胆膵外科と各チームで研修を行ったのち、関連病院で一般外科医として研鑽を積みました。その後、大学院に進学するとともに、大学へと帰局しました。現在は、肝胆膵チームに所属し、主に肝疾患の患者さんを主治医・執刀医として担当させて頂きつつ、がんワクチンに関する基礎研究に、基礎医学教室の先生方にもご指導いただきながら取り組んでおります。当科ではこれまで、基礎研究にも取り組んできた歴史がありますので、腫瘍免疫など基礎研究に興味のある方にもぴったりの環境ではないでしょうか。
私も、中堅医師となり、後輩と診療する機会が増えてきました。どの世界でもそうですが、若手の活躍がなければこの先の発展はありません。和歌山の外科医療が盛り上がっていくよう、一緒に取り組んでいきませんか?私としては、若手の皆さんが働きやすく、外科医として成長していけるような環境づくりを微力ながらサポートできればと考えております。少しでも興味を持った学生や研修医の方がいらっしゃいましたら、いつでもご相談ください。

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中村 有貴

助教

中村 有貴

Yuki Nakamura

2014年入局

2012年に自治医科大学を卒業し、和歌山県立医科大学で初期臨床研修を行いました。学生の頃から将来は消化器診療に携わりたいと考えていましたが、自治医科大学出身ということもあり、義務年限中は十分な外科修練ができないのではないかと、外科への入局を不安に感じておりました。
しかし、当教室には、自治医科大学のほか、いわゆる義務年限を経験された先生方、義務年限中の先生方が多く在籍されており、義務年限中も一貫して診療面、研究面でサポートして下さる体制が整っていることを知り、当教室への入局を決めました。具体的には、国保すさみ病院や高野山総合診療所、熊野川診療所などで義務年限中は主に内科医として地域医療に従事しましたが、毎週の研修日を利用して、南和歌山医療センターや橋本市民病院などの地域の基幹病院で同門の先生方から手術の指導をしていただきました。また、週末には大学での抄読会に参加したり、学会の際には大学の先生方に発表の指導をしていただき、学術活動にも参加することができました。そのため、地域にいる間も外科に携わっているという気持ちを忘れることなく過ごすことができました。また、義務年限の後期研修では、先輩の先生方のご指導のもと消化器癌の研究にも従事する機会を与えていただき、臨床を行ううえで、非常に良い経験となっています。
以上のように、当教室では誰もが安心して外科医になることができます。専門医や学位を義務年限中に取得することも可能です。外科に興味のある方は是非当教室にお越し下さい。

冨永 信太

学内助教

冨永 信太

Shinta Tominaga

2016年入局

2014年に和歌山県立医科大学を卒業し、当院での初期臨床研修を経て、外科学第2講座に入局しました。医師を目指したころから、悪性腫瘍の切除をはじめ、悪いところを自らの手で手術によって治療できる外科に興味がありました。特に消化器外科は上部消化管、下部消化管、肝胆膵、小児外科と多岐にわたる分野で診療にあたることができ、それに伴い全身管理や様々な手技を習得できることも魅力的でした。入局後はまず大学内で各診療チームをローテートして、先輩方の熱心な指導の下、消化器外科全般を学ぶことができます。その後数年間地域の基幹病院でも経験を積み、再び大学でそれぞれの診療チームに属して深く学ぶことができます。当教室では大学院での研究の機会も与えていただき、私はがん免疫の研究を通して、物事を深く考える経験をすることができました。
外科は大変なイメージがあるかもしれませんが、それ以上に大きなやりがいがあります。手術は奥が深く、日々学びがあります。少しでも外科に興味のある方は活字では伝えきれない消化器外科の魅力を経験していただきたいのでぜひご相談ください。

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